表題番号:2022E-031 日付:2023/04/06
研究課題競技者の増量食の摂取は食事誘発性熱産生を増大させるか?
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 助手 御所園 実花
(連携研究者) スポーツ科学学術院 教授 田口 素子
研究成果概要
 本研究の目的は、競技者の増量食の摂取が食事誘発性熱産生 (diet induced thermogenesis: DIT) を増大させるかどうかを検討することであった。
 本年度は被験者の選定とプロトコールの検討を行った後、男子大学生競技者と一般男子大学生 (非競技者) を対象としDITを測定した。ダグラスバッグ法を用いて安静時の代謝量を測定した後、600 kcalの液体食を摂取させ、食後3時間のDITを測定した。その結果、競技者と非競技者の食後3時間のDITに統計的な有意差は認められなかった。今後はデータの解析を進め、本研究で得られた研究成果は論文としてまとめて学術雑誌へ投稿する予定である。