表題番号:2022E-023
日付:2023/03/29
研究課題メカノプローブ導入高分子による微小応力検出
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 講師 | 土戸 優志 |
(連携研究者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 武田 直也 |
(連携研究者) | 先進理工学研究科 生命医科学専攻 | 大学院生 | 青木 佳那絵 |
- 研究成果概要
- 細胞は接着する足場材料からの微小なメカノストレスにより形態や機能が制御されている。我々はこれまでに、ピレンとナフタレンジイミドからなる電荷移動(CT)錯体を高分子主鎖中に導入することにより、その高分子材料は負荷されたメカノストレスによってCT錯体が解離して蛍光発光することを報告している。本研究では、CT錯体を柔らかい高分子主鎖中に複数導入した高分子を新たに分子設計し、得られた高分子材料の物性について種々の評価を行った。弱いメカノストレスを加えて引張試験を繰り返し行ったところ、得られたメカノプローブ導入高分子は弱いメカノストレスに応答して繰り返し蛍光発光し得ることがわかった。