表題番号:2022C-630
日付:2023/04/07
研究課題心筋分化誘導物質アプラトキシンのプローブ合成
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 中尾 洋一 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 准教授(任期付) | 山本佳奈 |
- 研究成果概要
われわれが非常に強力な心筋分化誘導活性を見出した、海洋環状デプシペプチドApratoxin類について、作用メカニズムの解析を行ってきた。これまでに用いたプローブ分子の構造が適切でなかったため、標的タンパク質の同定および作用メカニズムの解明には至っていないことをふまえ、本課題では直接的に標的タンパク質を同定するためのプローブの構造を再検討して再合成を行うこととした。学内の共同研究(山本佳奈准教授)により、中尾研究室の学生が山本准教授の指導の下で合成研究を行った。この結果、新たなリンカー導入部位を含むプローブ分子について、ペプチド部の合成を達成し、ポリケチド部分の合成も進んでおり、目標とする期間内(1年間)での合成の達成が見えてきた。