表題番号:2022C-599
日付:2022/11/09
研究課題大学生英語学習者同士の対話による英語プレゼンテーションスキル・知識の協働構築
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 助手 | 肥田 和樹 |
- 研究成果概要
本研究では、日本人大学生が、学生同士の対話を通して、どのように英語プレゼンテーションスキル・知識を協働構築するかについて、調査することを目的とする。特にSwain(2000)が提唱するCollaborative dialogue (CD) に注目する。CDは、学習者同士が問題解決や知識構築を行なっている際の対話(Swain, 2000)である。
日本人大学生18名が参加した研究授業において、学生は、2・3名でのテキストプレゼンテーション、特定のプレゼンテーションスキルに特化したグループワーク(練習+CD)、そして個人での授業の振り返りを毎回の授業で行う。学期末に授業の振り返りを行なった。分析方法として、学期末に行われた振り返りシートから得られた自由記述に対し、テーマ分析を行い、学生のプレゼンテーションに対する意識がどのように変化したのか、学生同士の学び合いから、どのようなことを学んだのか、を明らかにした。