表題番号:2022C-592 日付:2023/03/19
研究課題日本におけるマイノリティ移民の食生活に関する研究―在日ラオス人の事例―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 助手 海老澤 圭
研究成果概要

本研究は、ラオス人民民主共和国(以下ラオス)における食文化の現代的な側面を明らかにすべく、同国都市部で2度に渡る現地調査を進めた。ラオスの食の現代性は、たとえば都市部での外食・冠婚葬祭といった大規模な催事・個食(⇔共食)・国内観光の滞在先での食などにその特徴があらわれていた。今年度は、上記の食文化に関する調査結果を研究成果としては発表できなかった一方で、フィールドワークで得た知見の中から、新型コロナウイルスの感染拡大以前と、感染拡大以降~現在までのラオスにおける生活の変化に焦点をあてた調査報告を発表した。