表題番号:2022C-563
日付:2023/04/10
研究課題ダンプサイト・ウェイスト・ピッカーの平均収入と平均有価物収集量
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 平山郁夫記念ボランティアセンター | 講師 | 佐々木 俊介 |
- 研究成果概要
本研究の目的は、新型コロナ・ウィルス(COVID-19)のパンデミック(以下、コロナ禍)後におけるウェイスト・ピッカーの平均収集と平均有価物収集量の傾向について明らかにすることである。コロナ禍の影響はウェイスト・ピッカー社会にも及んでおり、平均収入や平均収集量を低下させていた。2023年に入るとコロナ禍の影響はなくなってきつつあったが、コロナ禍よりも前の状態に回復するには至っていなかった。コロナ禍の影響はなくなりつつあるが、収集している有価物の構成に変化がみられる。今後の研究では、収集している有価物の構成の変化について詳細な分析が必要となる。