表題番号:2022C-556 日付:2023/04/07
研究課題外国人労働者受け入れ態度の規定要因―「情報」の効果に着目して―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) グローバルエデュケーションセンター 助手 田部井 滉平
研究成果概要
本特定課題研究の目的は、政治的洗練性という調整変数に着目しながら、日本において人々の外国人労働者との接触経験が、外国人労働者受け入れ態度に与える影響を実験的に明らかにすることにあった。本年度は、実験の遂行に向けて、実験計画を策定し、他の研究者からのフィードバックを受けながら実験計画を改善していった。実験はすぐに実施できる段階にあるが、従属変数である外国人労働者受け入れ態度に影響を与えると考えられる出来事(在日米軍をオミクロン株感染拡大の原因とする各種メディアの報道やロシアのウクライナ進行に伴う、対外危機意識の高まり等)が生じたため、本年度は実験実施を見送った。2022年度も引き続き、本研究課題に取り組んでいく予定である。