表題番号:2022C-495 日付:2023/04/07
研究課題電源開発の社会的影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 教授 浜本 篤史
研究成果概要
 本研究は、九頭竜ダムを主な事例対象とし、現地でのフォローアップ調査等を通じて成果物刊行の検討をおこなうことを企図した。新型コロナウイルス感染症の影響が2022年度も引き続き大きかったため、現地調査の遂行はままならかったが、それでも年度末に実施した現地調査を通じて幾つかの成果を得た。まず、同ダム事業による越県移住プロセスについて既存資料では不明部分が多かったが、これを概ね把握した。また、ダム建設地における中部縦貫道開通にともなう諸動向を観察し、成果物刊行へ向けた具体的検討を前進させることもできた。今回の活動をふまえて、本研究は2023年度にも継続していく予定であり、成果とりまとめを引き続き目指したい。