表題番号:2022C-480 日付:2023/03/27
研究課題グラフェン/ダイヤモンド接合を用いた新規脳型光デバイスの開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 植田 研二
研究成果概要
 本研究は、我々が新規に見出したグラフェン/ダイヤモンド接合における巨大光伝導度変調現象に関して、その発現機構について接合界面の炭素構造や結合状態変化の観点から明らかにすると共にその特徴的な光伝導特性を生かした新規光デバイスの開発を行う事を目的としているが、グラフェン/ダイヤ接合の特異な光伝導特性を用いて、画像(数字;0~9)認識が可能である事を初めて見出した。接合は数字のビットパターンに対応したパルス光に応答して複雑な光伝導度変化を示し、これをニューラルネットワークで分類する事により画像(数字)認識ができる事が明らかとなった。上記に関連して、3件の学会発表を行った(学術論文投稿準備中)。