表題番号:2022C-462
日付:2023/04/17
研究課題細胞膜上分子動態に対するイソフルランの影響
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 講師 | 櫻木 繁雄 |
- 研究成果概要
揮発性麻酔薬イソフルラン (ISO)はその麻酔効果の作用機序が未だ明らかではない。本研究ではISOが細胞膜上の分子動態に及ぼす影響を明らかにしてその作用機序解明を目指す。1mM (臨床濃度)ISOを導入したのちの抑制性GABAA受容体など神経伝達受容体あるいは生体膜を構成するリン脂質などの分子動態の考察、ISO導入によって起こるGABAA受容体などの細胞内での分布の変化を検証した。また、脂質の拡散係数を計測するために量子ドットと脂質をつなぐ新規量子ドット1分子イメージング法の開発を行なった。