表題番号:2022C-450 日付:2023/02/09
研究課題コロナ渦中の在宅勤務満足度に関する影響関係解析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 助教 岩本 大輝
研究成果概要
本研究は,経営者の人的資産マネジメント戦略意思決定の一助となることを目指し,人的資産向上を促す施策の影響関係を明らかにすることを計画していた.しかし,実際に研究を進めるうち,満足度や施策の影響関係が企業業績に与える影響より,人的資産が企業業績に与える影響の定量化の方がより,目的に対する貢献度が高いと考え,研究計画を変更した.
結果として,知的資産分野の先行研究であるPulic (2000)が提案しているVAICという,企業知的資産効率の評価指標を人的資産の効率をより含む形へと拡張した指標を提案し,日本の上場企業業績パネルデータを用いた解析により,提案指標の有効性検証を行った.
研究成果は国際学会APEMS 2022にて発表した.