表題番号:2022C-416 日付:2023/11/12
研究課題日本におけるディスクロージャー制度の生成と発展に関する基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 大学院経営管理研究科 教授 薄井 彰
研究成果概要
本研究は、日本におけるディスクロージャー制度がどのように形成されてきたかを実証的および歴史的な観点から解明する。本研究が対象とするディスクロージャー制度は、具体的には、利益と資産・負債評価のための情報作成ルール、情報開示ルール、企業行動のモニタリングルール、利益分配ルールならびに経営、会計および商業の教育に関するルールである。本年度では、特に近世の商家の帳簿制度の予備調査を行った。さらに、明治以降の近代の資本市場の発展の基礎となる会計学、経済学、経営学、商学、法学等のプロフェショナル教育の進展をフィールドワークによって予備調査および資料の収集を行った。