表題番号:2022C-394 日付:2023/04/06
研究課題小中学生における向社会的行動の正の効果を規定する向社会的動機づけについての検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 助教 山本 琢俟
(連携研究者) 早稲田大学教育・総合科学学術院 教授 上淵寿
研究成果概要
 本研究課題は主として質問紙調査により収集した数的データの分析によって遂行された。他者の利益を意図した行動である向社会的行動について,子どもが多くの時間を過ごす学級における風土を取り上げ,向社会的行動を行った効果にどのような影響を及ぼすか検討した。また,向社会的行動とその動機づけとの関連について基礎的な検討を行い,今後の研究への示唆を得た。研究成果は日本社会心理学会第63回大会および日本パーソナリティ心理学会第31回大会にて口頭発表を行い,大会参加者との議論を重ねた。研究成果の一部は現在論文化の過程にあり,国内雑誌に投稿予定である。