表題番号:2022C-385 日付:2023/04/07
研究課題創造活動拠点劇場の形成を通じた地方創生と首都機能移転に関する日独比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 秋野 有紀
研究成果概要
日本の実演芸術の環境整備においては、全国に2000ほどある文化ホールを、創造活動の拠点となる劇場とする必要性が、長らく議論されてきた。全国のホールを拠点に、創造活動を支援することで、実演家の雇用の拠点とし、生活・創造活動基盤を安定化する意図のほか、地方創生にも、副次的な効果を持つと考えられるためである。こうした議論を背景に、今年度は、日本については、舞踊の分野を中心に、様々な現場のヒアリングを行った。また、ドイツについては、創造活動を支えるための社会保障の制度について、日本の関心の高い側面について、調査し明らかにした。