表題番号:2022C-365 日付:2023/02/28
研究課題日欧近現代史における動物認識の変化の比較検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文学部 教授 真辺 将之
研究成果概要
本年度の成果は主に2つ挙げられる。ひとつは、欧米の動物、特に猫に関する文献を多数収集し、それをもとに、欧米における動物文化のあり方を歴史的に探ることができた。またもうひとつは、1月にフランス・ベルギー・ドイツに渡航し、各国における動物に関わるモニュメントや街アート、さらに猫にまつわるイベントを実見することによって、それぞれの国や地域における動物文化のあり方や、その背後に存在する歴史的文脈についての考察を深めることが出来た。
このほか日本思想史学会の大会シンポジウムにおいて報告を行ったり、雑誌に関連する原稿を執筆するなどのアウトプットも行えたほか、これらをまとめた著書を発表するべく、現在準備を進めている最中である。