表題番号:2022C-352 日付:2023/04/16
研究課題高齢者の戦後復興下での地域活性に関する経験知の継承のための語りのアーカイブス化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 准教授 久保田 治助
研究成果概要

戦後復興のなかで当時の人々は、地域や社会への貢献活動は盛んであった。その地域復興活動が現代において、高齢者が主体的に地域づくりを行うための手法としての経験知となるように、高齢者の語りを映像化して、アーカイブ化し、地域の魅力を発信することと、地域の歴史を後世に継承することを行う学習の構造化を行うことを目指したものである。特に、(1)地域資源として高齢者の経験知を地域社会全体で共有するための「語りの映像化」の作成と、この(2)アーカイブスを利用した語りの共有と継承としてのワークショップの開催と、そのうえで、(3)地域住民と行政、NPО、大学が連携を取って、高齢者の経験知としての地域資源の構築を図った。