表題番号:2022C-345 日付:2023/04/07
研究課題平安時代の白山信仰と泰澄伝
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 文化構想学部 教授 吉原 浩人
研究成果概要
  白山信仰を解明するための基礎作業として、開山と伝えられる泰澄の、平安時代の伝記研究を行うとともに、岐阜・福井・石川各県に分散する白山信仰遺跡の実地調査を行った。平安時代の泰澄伝として知られる、『大日本国法華経験記』巻下「越後国神融法師」、『今昔物語集』巻12第1話、『本朝神仙伝』「泰澄」、『本朝続文粋』巻11「白山上人縁起」について一字一句精読し、院政期撰述とも伝えられる『泰澄和尚伝記』についても考察した。成果の一端は、以下の講演で公表した。
  「平安時代の白山信仰と泰澄伝」 令和四年度藝林会学術研究大会「山岳信仰をめぐる諸問題」 オンライン開催 2022.10.15