表題番号:2022C-341 日付:2023/03/31
研究課題<自由な行為の帰結に対して責任をとること>と家族責務の引き受けに関する法哲学的検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 比較法研究所 助手 松田 和樹
研究成果概要
自身が自由に行った行為の結果に責任を取ることは、リベラリズムの重要な原理である。本研究では、この原理を「家族」に適用するどういうことかについて考えた。特に、他者と共同生活を送る過程で自分が経済的に脆弱になったこと、自ら行ったことの結果として子どもが生み出されたことへの責任について検討した。研究費は、雑費(研究会参加費用、学会参加費用)、消耗品費(文房具等)、旅費(岡山)、図書資料費に使用した。研究成果は、書籍内論文1点、雑誌論文1点、書評論文1点、学会発表1点、研究会発表1点という形で公表された。