表題番号:2022C-340
日付:2023/04/05
研究課題デジタル環境における著作権消尽理論の位置付けと再構成
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 法学学術院 比較法研究所 | 助手 | 周 洪騫 |
- 研究成果概要
2022年7月では、英文年報41号に「Towards a Smooth Dissemination of Digital Contents」という論文を提出しました。当論文において、消尽理論の歴史を概観することから始まる幅広い研究ができました。
2月2日に博士論文の提出ができ、同論文において、消尽理論の日米欧比較法考察を、著作権の視点からだけではなく、別の法分野も視野に入れて、インターネット時代における消尽理論の役割を検討しました。
その後、「WCTにおける『公衆への伝達権』と『アンブレラ・ソリューション』の再考」を表題とする論文をパテント誌に投稿したほか、3月20日、東京大学で開催された「the International IP Workshop for Junior Researchers」に参加し、前記パテント誌論文と同じテーマで発表を行いました。