表題番号:2022C-317 日付:2023/04/05
研究課題おとなのためのメディア・リテラシー研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 高橋 恭子
研究成果概要
昨年に引き続き、おとなのためのメディア・リテラシー研究を継続した。メディア・リテラシーはあらゆる年齢層の人々が批判的に考え、効果的にコミュニケーションをするために必要な力と定義づけられているが、おとなを対象とした教育プログラムは少ない。本研究では、「ニュース・リテラシー」などプログラムを検証し、これまで研究・実践してきたメディア・リテラシーの理論的枠組みや学びのモデルに複合させ、日本版のニュースの学びをデザインすることを目的とする。今年度は、エビデンスと情報源の検証/評価や信頼できるニュースや情報を見分ける方法論、現在のプロパガンダ考察する方法論を採用し、ワークショップを実践した。今後は、ワークショップの効果を測定し、デジタルメディア時代に相応しいメディア・リテラシーの概念を整理する。