表題番号:2022C-293 日付:2023/03/19
研究課題QFT型フィードバックを活用したライティング指導とその効果
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 本庄高等学院 教諭 細 喜朗
研究成果概要

本研究の目的は「ライティング指導に,QFTの概念を取り入れることで,どのような効果が見られるのか」を考察することである。QFTとは、質問内容を文章化するための手法であり、簡素化された結果、7つの段階で構成されている(ロススタイン、D.・サンタナ、L.,2015)。福澤(2018)はトゥールミンの論証モデル(Toulmin,S.,1958)に基にして、論証を「根拠、結論/主張、論拠」からなるものと定義している。以上を踏まえ、高校生(n=89)を対象とし,実践を行った。その結果,「自分のアウトラインに対してメンバーからの質問をもらうことで、自分の根拠は不十分だということが分かった」、「主張は簡潔にまとまった言葉で表現する必要があると感じた」などの結果が得られた。