表題番号:2022C-287
日付:2023/04/04
研究課題高大接続に関する数学教材の開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 清水 英太 |
- 研究成果概要
今年度、生徒の文系・理系の志望ごとの学習時の特性を、同一の数理モデルを用いた授業を実施して比較・分析し、それぞれの特性に基づくより効果的な教材を開発するというテーマで引き続き研究を行った。これらは以前の高大接続に関わる研究テーマからの自然な延長として設定したものであるが、まず志望の違いにおける、具体的かつ顕著な特性の発見について注力し、一定の成果を得た。次に、それぞれの特性に応じた具体的な数学のカリキュラムと教材の構築に焦点を当てて研究を進めた。今後は文系・理系ごとの特性に応じた教材を用いてどのような授業を実践し、その学習効果をどのように検証していくかが課題である。