表題番号:2022C-280 日付:2023/04/02
研究課題紙を用いた線分のn等分法からKiepert点までの体系的理論構築
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 松永 昇也
(連携研究者) Kazakh National Pedagogical University Professor Saule Janaberdiyeva
(連携研究者) Al-Farabi Kazakh National University Reseacher Nurzhan Aitibayev
研究成果概要
 中学数学(特に幾何的分野)への学習意欲を向上させる教材の開発に取り組んだ。
 「紙を用いた線分のn等分法」については、これまでの成果をまとめ続けるとともに、“カリキュラムの中にいかに取り込むか”、“どのように扱うのが適切か”、を検討した。
 平面図形と空間図形の行き来による幾何学教材については、“2つの円と2つの球とを関連付ける1つのモデル”を作れた。
 ド・ロンシャン点の空間的位置づけについては、“位置づけに用いる斜四角錐の部分的なカバーを、部分的ではなく、完全な等面四面体に変形できること”を見出せた。今後は、ド・ロンシャン点が、完全な等面四面体の上でもつ性質に着目することが可能になった。