表題番号:2022C-276 日付:2023/04/07
研究課題幕末・明治初期の佐賀藩が有した製鉄・鋳物に関する技術の分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 神代 瑞希
研究成果概要
 幕末期から明治初期にかけて佐賀藩が有した製鉄・鋳物に関する技術について、調査・研究した。幕末期の佐賀藩は高い科学技術力を有しており、特に製鉄・鋳物は全国的にみて高いレベルにあった。高い科学技術力を支えていたのは、多くの技術者たちであり、御用鋳物師であった。そうした鋳物師の一家系である谷口家の業績について、焦点をあてながら調査を継続した。本年度は、実地調査を踏まえて資料収集および文献調査を実施した。佐賀県立図書館、郷土資料室、公文書館、公民館等にて調査を展開し、郷土資料を収集した。また研究者とのディスカッションを通じて知見を深めた。得られた知見を基にして、来年度においても引き続き調査を継続する。