表題番号:2022C-256 日付:2023/03/28
研究課題東南アジアにおける高等教育国際化の開発インパクトに関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 黒田 一雄
研究成果概要
本研究では、高等教育の国際化が途上国におよぼすインパクトを明らかにするために、東南アジア諸国、特にベトナムを事例として、各国において知識基盤形成の拠点となり指導的人材の育成に重要な役割を果たす主要な大学を取り上げて、教員の海外留学に関する次の量的研究と質的研究をおこなう。量的研究では、ベトナムの主要大学(ベトナム国家大学ハノイ校とハノイ科学技術大学)の大学教員を対象に海外留学経験や留学の成果と開発インパクトについての意識などに関する質問紙調査を行い、教員の海外留学が教員個人と教員の所属する大学や社会にどのようなインパクトをもたらしたのかを明らかにした。本年度は、計350の回答・サンプルを収集し、分析した.。現在Springerからの編著出版を交渉している。