表題番号:2022C-246 日付:2023/03/29
研究課題「アフリカにおけるジハーディスト(イスラム過激派)の活動動向に関する調査」 
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 片岡 貞治
研究成果概要
 2023年3月現在、日本の外務省は、マリとブルキナファソの首都であるバマコとワガドゥグに、レベル3の「渡航中止勧告」、それ以外の全土にレベル4の「退避勧告」地域に指定している。マリ、ブルキナファソは、もはや安心して旅行が楽しめる状況にはない。
 2001の9.11のテロ攻撃により開始したアメリカ主導の対テロ戦争によって、国際社会は明らかに以前よりも不安定化した。国際社会には、過去20年余りにイスラーム武装勢力によるテロの脅威が増したことによって、治安が明白に悪化した地域がある。西アフリカのサヘル地域である。本研究では、マリとブルキナファソに絞って、調査を行う予定である。