表題番号:2022C-241 日付:2023/02/02
研究課題様々なスポーツおよびトレーニング動作による腰椎椎間板への急性的な影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 助教 押川 智貴
(連携研究者) スポーツ科学学術院 教授 金岡 恒治
研究成果概要

本研究は運動前後に磁気共鳴画像撮影を行い、野球動作およびデッドリフト動作が腰椎椎間板へ与える影響を明らかにすることを目的とした。

野球動作に関して、繰り返しのゴロ捕球動作による腰椎椎間板への負荷と、立位での最大骨盤前傾動作時の腰椎伸展角度や自重スクワット動作時の腰椎伸展角度との間に相関関係を認めた。この結果は、日本野球科学研究会第9回大会・第33回日本臨床スポーツ医学会学術集会・第30回日本腰痛学会にて発表した。

デッドリフト動作に関して、身体前方で重量を把持する通常バーベルと身体側方で重量を把持するヘキサゴナルバーベルで実施し、バーベルの違いによる腰椎椎間板への影響を比較するために、現在データを解析中である。今後、研究結果を国内外の学術集会や学術論文として発表予定である。