表題番号:2022C-217 日付:2023/04/02
研究課題動画による発達障害児者の歩容の特徴解析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 大須 理英子
(連携研究者) 福井大学 教授 小坂浩隆
(連携研究者) 福井大学病院 理学療法士 成瀬廣亮
(連携研究者) 広島市立大学 教授 満上育久
研究成果概要
自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動症(ADHD)といった発達障害者は、感覚運動的側面においても定型発達(TD)と異なる特徴を示す。歩行は、日常的に行われる動作であり、歩行中の接触は発達障害の困りごとの一つでもある。歩行はカメラで非接触的に撮影することができ、道具や課題設定を必要としない。一方、歩き方(歩容)は、個人を同定できるほど情報量が豊かであり、疾患の診断への応用も試みられている。そこで、歩容の特徴によりASD/ADHDとTDを判別することを目指し、発達障害児者における歩行計測の環境設定を実施した。人物追従型ドローンシステムによって歩行を計測する予備的な実験を行った。