表題番号:2022C-202 日付:2023/04/08
研究課題気象データの利用のための基本プログラムの開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 太田 俊二
研究成果概要
気候変化時の生物の挙動を調べるためには、気象データは欠かせない。多くのオープンデータが用意されているものの、そのフォーマットは多種多様である。今回の予備的な研究において、世界中の多くの気象データのフォーマットを調べ、比較的扱いが容易でよく利用されるascii形式のCSVやファイルサイズが小さいnetCDF、GeoTIFFなどで提供されていることを確認した。利用目的によっては空間的あるいは時間的にダウンスケールを行う必要もあり、それらを実行する研究室内のプログラムに接続できるための仕様を検討し、どのような処理が必要であるかを調べた。このプログラム群を用いて処理したデータを使った研究成果の一部を2023年3月の日本生態学会で発表した。