多様なスポーツ競技や医療・介護などに対し、高度な戦略立案・プレーの評価や被験者の異常検出などを可能とする解析システムの実現を目的として、複数のビデオカメラから撮影した映像を入力とした３次元動作取得システムの実現を図った。具体的なターゲットとしては、フィギュアスケートとバレーボールを対象として取り組んだ。フィギュアスケート：ボクセルベースのリカバリー手法や時空間のエラーコレクション、バレーボール：可視化できるジョイントの分類や外れ値の除去、時間方向のセグメントマッチングなどの提案により、従来技術からの高精度化を果たした。本研究に関連する成果として、２件の英文論文誌、４件の国際会議に採択された。