表題番号:2022C-178
日付:2023/02/17
研究課題新規可変容量を用いた高線形・高効率パワーアンプICの研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 | 教授 | 吉増 敏彦 |
- 研究成果概要
- 45 nm CMOS SOIプロセスを用いて、25 GHz帯で動作する高線形・高効率パワーアンプを実現した。本パワーアンプでは、適応型バイアス回路を用いて、アンプ部のMOSFETの動作電流を入力RFパワーに応じて適応的に制御している。また、このバイアス回路から出力されるDC電圧を利用して、パワーアンプの負荷インピーダンスを制御する新しい回路を考案した。その結果、パワーアンプは動作周波数=25 GHz、電源電圧=4.5 Vにおいて、線形出力パワー=21 dBm、その時の電力付加効率=42.5%の高効率が得られた。また、最大電力付加効率=44.3%が得られた。