表題番号:2022C-130 日付:2023/03/28
研究課題日本のメディアのメキシコの描き方
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 准教授 岡田 敦美
研究成果概要
本研究は、メキシコが日本のメディアによってどのように言及されてきたのかを、量的・質的に分析し、その特徴と要因を明らかにすることを目的としている。まず、一般論としてどのようなメディアにどういった特徴があるか、メディアのタイプによる分析可能性について検討した。その上で、テーマを限定せず広く「メキシコ」全般をキーワードとした調査を行うために、全国紙の黎明期である19世紀に期間を限定してデータベース調査を行い、全体的傾向を把握した。予想されたように移民(榎本移民)送り出し先としての記事の他、日墨通商友好条約関連の記事とメキシコ・ドル関連の記事が際立っていることがわかった。