表題番号:2022C-124 日付:2022/10/17
研究課題感圧塗料計測法の高精度化に向けた研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 准教授 松田 佑
研究成果概要
感圧塗料計測法は,物体表面上での圧力を分布計測できる点から,点での計測となる従来の圧力計測法を補間する手法として注目度が高い.感圧塗料計測法では,カメラを用いて圧力変化に伴う感圧塗料の発光強度変化を検出する.このため,感圧塗料からの発光の検出の妨げとなるような外乱光があると圧力変化を正確に計測できない.そこで本研究では,外乱光下でも感圧塗料計測を実施するための計測システムを構築した.本研究では,提案手法の実証実験,すなわち外乱光無し時との比較,さらには外乱光の影響を受けない半導体圧力センサでの計測結果との比較を行い,提案手法により外乱光の影響を受けずに感圧塗料計測が実施できることを確認した.