表題番号:2022C-122 日付:2023/04/11
研究課題事前のデータ収集が困難な環境における自律小型移動ロボットによるモニタリング
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 大谷 淳
研究成果概要
本研究では、以下の検討を行った。
(ⅰ) 看護師ロボット
 CNNとLSTMを組み合わせて動画像から手術工程を認識する方法を提案し、有効性の見通しを得た。
(ⅱ) 社会インフラの迅速な復旧システム
 深層学習を用いて航空写真画像を解析し、道路の抽出と渋滞状況の出力を行う方法を実験的に検討し、有効な結果を得た。さらに、燃料運搬用車両が効率的に巡回可能とするため、深層強化学習を利用する方法を提案し、有効性の見通しを得た。
(ⅲ) 森林環境のモニタリング
 深層学習により動画像から検出されたオプティカルフローから、植物の柔軟度を出力する方法を提案した。また、森林環境における変化を発見する方法を提案し、有効性の見通しを得た。