表題番号:2022C-107 日付:2023/04/07
研究課題自然物の在り方に創発されたメディア・インタフェース
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 橋田 朋子
研究成果概要
本研究では生物や自然物の, 私たちの想像を遥かに超える在り方に着想を得て、新たなメディアやインタフェースを開発することを目的として,主にサーベイを中心とした取り組みを進めた.具体的には従来工学分野で多くみられる生物の特定の機能を人工物で忠実に再現すること以外にどのようなアプローチがありうるのかを,特にアート作品の複数の先駆的な事例の分析・分類などを通じて明らかにした.またその成り立ちが非常に興味深い自然物を一つ定めて考察を行い,対比的な概念(機能)の入れ替えや変性,それに伴う価値の転換と言った側面がインタフェースやメディアの設計に転用可能なのではという知見を得た.