表題番号:2022C-106 日付:2023/03/23
研究課題偏光高速度干渉計のための歪みの補正に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 及川 靖広
研究成果概要
 これまで偏光高速度干渉計を用いた音場計測・可視化システムを提案してきた。直径20cm程度の計測領域を実現し、様々な音場を可視化計測してきた。偏光高速度カメラで記録するため瞬時に変化する音場を計測することができ、音場生成の理解を促すのに非常に有効であるが、一方で、計測対象の拡大に伴い歪み軽減の必要性が課題となってきていた。そこで本研究では、これまでのシステムを高度化し、計測結果の空間的歪みの原因を明らかにするとともに、その歪みを低減する手法を確立した。さまざまな計測結果にその手法を適用し、学会発表を多数行った。