表題番号:2022C-097 日付:2022/10/17
研究課題ビッグデータ活用に向けた基盤技術研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 山名 早人
研究成果概要

ビッグデータ活用は、Society5.0時代において欠くことができないものである。2022年度は、ビッグデータ活用に向けた基盤技術研究として、深層学習(DNN)の内部表現の解明を目的に、パーシステントホモロジーの適用可否の検討を行った。具体的には、パーシステントホモロジーを用いることで、DNNの過学習検出ができることを実験的に示した。また、本手法を枝刈り(DNNの内部表現の削減)に適用することで、精度と処理時間のチューニングが可能となることを示した。評価では、95%の内部表現(エッジ)を削除した場合、一般的な枝刈り手法であるGMPに比較して12%高い精度を保つことが可能となった。