表題番号:2022C-082
日付:2023/04/06
研究課題点のヒルベルトスキームを用いたSNCログシンプレクティック構造の構成
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 助手 | 奥村 克彦 |
- 研究成果概要
- 点のヒルベルトスキームを用いたSNCログシンプレクティック構造の構成よりも、SNCログシンプレクティック構造の一般化であるVNCログシンプレクティック構造の研究に注力していた。現在知られているSNCログシンプレクティック構造がほとんどないという現状がある。これら二つの課題はどのようにすれば新しい例を構成できるか、という着眼点を共有している。この研究は現在進行中である。さらに、射影空間束の構造を持つ4次元多様体上のSNCログシンプレクティック構造の分類にも取り組んでいる。多くの場合で分類ができており、残りの場合についての研究を進めている。第4回宇都宮大学代数幾何学研究集会を世話人として主催した。若手の研究者を中心に20名近くが参加し、代数幾何学について議論を交わした。