表題番号:2022C-066
日付:2023/02/02
研究課題皮膚細胞におけるオキシトシンの発現と役割
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 教授 | 伊藤 悦朗 |
- 研究成果概要
- 皮膚細胞の一種類であるケラチノサイトで、神経ホルモンであるオキシトシンが産生されているのか、という疑問があった。オキシトシンは傷み緩和機構に関与する可能性があり、例えば負傷した部位を軽く「なでる」と痛みが緩和することなどから、皮膚でオキシトシンが産生され痛み緩和に効果を及ぼすかもしれないと予想されていた。確かに10年ほど前にオキシトシンがケラチノサイトに存在する可能性は示唆させれてはいたが、リアルタイムPCRによるDNAの定量を考えるとあまりにも微小量であり、再検討する必要に迫られていた。今回我々はPCR産物をDNAシーケンシグしてその存在を確定させることができた。