表題番号:2022C-065
日付:2023/04/10
研究課題みずほ銀行の個人・法人口座データを用いたギグワーク等の分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 准教授 | 大西 宏一郎 |
(連携研究者) | 教育・総合科学学術院 | 教授 | 黒田祥子 |
- 研究成果概要
本研究ではメガバンク一行から提供された秘匿化された口座の情報を用いて、2016年から2021年の日本のギグワーク市場の動向を分析した。分析では、フードデリバリー系のギグワーカーは2020年4月のコロナによる緊急事態宣言後に急増し、その後も増加を続けたことが明らかとなった。一方で、この傾向はフードデリバリー系以外のギグワーカーではまり観察されず、日本におけるコロナ禍でのギグ市場の拡大は主にフードデリバリー系ギグワークによるものと思われる。