表題番号:2022C-061
日付:2023/03/25
研究課題外国語教師の心的体験:アドバイザーとの対話による協働的主体性
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 教育・総合科学学術院 教育学部 | 助手 | 守屋 亮 |
- 研究成果概要
- 外国語教師の主体性を養うことはより適切な教師教育を行ううえで重要である。社会文化理論における心的体験(perezhivanie)は主体性を支える重要な要素であるが、教師が自身を取り巻く社会文化的環境からどのような心的体験を形成し、そのうえでどのように主体性を発揮しているかを調査している研究は日本の外国語教育の文脈で非常に限定的である。本研究の目的は外国語教師の主体性と心的体験双方に着目した対話的セッションを行い、参加者の主体性がどのような心的体験に支えられて発揮されたのかを明らかにすることである。参加者と複数回のセッションを実施し、参加者の外国語教授経験に伴う心的体験を明らかにした。