表題番号:2022C-055 日付:2023/04/07
研究課題大学生にとってのプログラミング的思考の意義に関する調査
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 三尾 忠男
研究成果概要
2020年度より初等教育にプログラム教育が修整され、高等教育においてもデータサイエンスの文理を問わない学習が始まっています。初等教育から始まった「プログラミング的思考」について大学生がその概念をどのように受け取るのかについて、小学生の実践を疑似体験し、その必要性、重要性についてどのような印象を持つかを30名の学生に調査した。プログラミングの思考に資する学習時間の擁護に対する否定的な意見が多く見られた。また、プログラミングに熱中するあまり教科学習が疎かになる恐れの意見もあった。今後、小学校でのプログラミング的思考の体験が、教科学習との関連性が実証されることが必要であろう。