表題番号:2022C-050
日付:2023/04/07
研究課題トレント公会議後の西欧カトリック美術と踏絵
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 児嶋 由枝 |
- 研究成果概要
応募中の科研基盤(B)においては、日本のキリシタ/南蛮美術をトレント公会議後のカトリック美術の東アジア展開という文脈の中において包括的に考察することを主眼としている。そして、最終的には、日本における西洋宗教美術受容の独自性、ひいては日本の外来文化受容にみられる独自性とその背景を明らかにすることを目指している。
こうした研究の枠組みの一環として、当該特定課題においては、特に踏絵の図像における西欧カトリック美術図像の受容に関して研究をすすめ、東アジア諸国における同様の図像との関係について検証を進めた。