表題番号:2022C-015
日付:2023/09/11
研究課題司法コンテクストにおける言語使用とコミュニケーションを考える
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 法学学術院 法学部 | 教授 | 星井 牧子 |
- 研究成果概要
司法コンテクストにおける言語使用に関する先行研究では、裁判員裁判の評議場面における裁判官と裁判員のコミュニケーション・パターンや使用語彙の分析、法廷場面における司法通訳の分析などが行われている。本研究では、司法コンテクスト、特に評議場面におけるコミュニケーションに関する議論を俯瞰するため、2021年度の特定課題研究で実施した裁判員裁判の評議におけるコミュニケーションに関する先行研究の整理を継続し、評議場面における言語使用とコミュニケーションに関する基礎資料を拡充した。今回作成した基礎資料を元に、今後、司法コンテクストにおける言語使用とコミュニケーション、特に参加者の関係性とあいづちの使用について考察を続けたい。