表題番号:2021R-046 日付:2023/04/07
研究課題日本と中国の平和構築支援がコロナ後の国際平和秩序の形成・維持に及ぼす影響の研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 上杉 勇司
研究成果概要
研究代表者の上杉勇司がOperationalisation of Hybrid Peacebuilding in Asia(Palgrave, 2022)のおいて議論した日本の平和構築支援の特徴についての考察を敷衍する形で、本研究は進められた。これまで国際秩序維持のための平和構築支援をリードしてきた欧米とは異なるアプローチをとってきた日本、さらには近年、平和構築支援の分野においても、そのプレゼンスを増す中国やインドなどの新興国の影響を考察するため、2022年7月30日ー31日に国際ワークショップを早稲田大学にて開催し、研究者と実務家との意見交換を重ねた。さらには、国際ワークショップの成果を論文としてまとめ上げる過程で、英国のMonalisa Adhikari・Keele University専任講師との共同研究を実施した。本研究の成果として、Oxford Research Encyclopedia of International Oxford Research Encyclopedia of International StudiesにAsian Conflict Management(近刊)という論文を寄稿した。