表題番号:2021Q-011
日付:2022/04/05
研究課題金属積層造形の熱変形抑制に向けたラティス構造最適化法の研究とその実験検証
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 准教授 | 竹澤 晃弘 |
- 研究成果概要
近年,次世代の加工技術として金属積層造形が注目を集めており,試作のみならず量産最終製品にも使用されるようになっている.しかし,金属積層造形においては熱変形が問題になる.この熱変形を近似的に推定する方法として、固有ひずみ法が近年開発されている.本研究では、熱変形の抑制に密度・剛性分布を適所で変更可能なラティス構造を適用することを考え,固有ひずみ法とラティス構造の密度分布を最適化する構造最適化法を組み合わせ,金属積層造形における低熱変形構造の最適設計法を構築した.そして,最適解の妥当性を実験により検証した.一連の成果は国際学術誌Additive Manufacturingで発表した.