表題番号:2021C-740 日付:2022/02/05
研究課題移民第二世代のオート・エスノグラフィ―
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 樋口 直人
研究成果概要

 ニューカマー二世・三世が、当事者としての経験をもとに従来とは異なる研究パラダイムを築くにはどうすればよいか。2020年から新たな方法論としてのオートエスノグラフィに注目し、人総研の招聘研究員である劉昊、小波津ホセと3人で研究の計画を立ててきた。2021年には中国、ラテンアメリカにルーツを持つ研究者10名(社会学、教育学、社会言語学)とともに、オートエスノグラフィ研究会を立ち上げた。研究会では、(1)メンバーのオートエスノグラフィの報告、(2)日本語の関連文献の報告、(3)英語論文の報告を入れる形で20221月から毎月開催し、2023年には書籍を刊行するべく研究を進めている。