表題番号:2021C-682 日付:2022/11/30
研究課題知覚と判断における履歴効果の時空間特性と生起メカニズムの検討
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 准教授 近藤 あき
(連携研究者) カリフォルニア大学バークリー校 教授 David Whitney
(連携研究者) 大阪大学 研究員 村井祐基
研究成果概要
現在の知覚や判断が、過去の知覚や判断の履歴に近づくように変容する現象(履歴効果)の個人差を検討するオンライン実験を行なった。同一の実験参加者に対して、顔刺激のマッチング課題と顔の魅力判断課題を行う際に生じる履歴効果を調べ、知覚レベルと判断レベルの履歴効果に相関関係が見られることを明らかにした。また、方位知覚における履歴効果の個人差とその安定性に関する研究成果についてJournal of Vision誌に投稿し、採択された。