表題番号:2021C-668 日付:2022/02/14
研究課題英語教育における数学教材の意義と、オンライン授業について
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) グローバルエデュケーションセンター 教授 曽布川 拓也
研究成果概要
数学を題材にして英語を学ぶ科目「英語と数学の読み方」は、2020年度はすべてオンライン講義であったが、今年度はすべてを対面で行った。表面的な内容を伝えるには授業形態による差異はみられなかったが、本講義の特質である「数学という言語・それを取り巻く環境・文化」を伝えるためにはオンライン授業においては大きな違いがあった。特に「数学的なコミュニケーション」については学生に深く味わわせることは困難であった。具体的には、秋学期開講科目では「対戦型の数学的ゲーム」が題材で、その段階で履修者同士が実際に対戦してそのゲームをいわば「体験・観察」してそれを学ぶことにしているが、前年度は上手くいかなかった内容が今年度はスムーズに進み、その違いが明らかになった。