表題番号:2021C-665
日付:2023/04/09
研究課題中等教育現場におけるマインドフルネス技法の効果検討
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 斎藤 翔一郎 |
- 研究成果概要
- 臨床現場において、マインドフルネスを用いた技法を用いる機会が増えている。しかし、中等教育現場においてマインドフルネス技法を効果的に適用する方法についての研究はまだ途上である。本研究では中学生を対象として、より効果的なマインドフルネス技法の適用方法について、複数の技法による予備的研究を行った。その結果、比較的短時間で行うマインドフルネス技法であっても、不安気分や抑うつ気分の低減には効果があることが示唆された。一方、マインドワンダリングについては短時間の技法では変化が見られなかった。この結果は、中等教育機関におけるマインドフルネスの効果的な技法の適用方法についての研究の端緒となると考えられる。